【Rust入門】STEP4:実践的なRust(Webサーバー、WebAssembly)

2023年5月18日木曜日

Rust

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基本的な概念から高度なトピックまで、Rustの重要な部分を学んできました。次に、実践的なプロジェクトを通じてこれらの知識を活用することで、より深い理解を得ましょう。本節では、Webサーバの作成とクレートの公開、そしてRustでのWebAssemblyについて解説します。

Webサーバの作成

Rustは、高性能で安全なWebサーバの作成に適しています。以下は、基本的なHTTPエコーサーバの例です。

use std::net::TcpListener;
use std::io::prelude::*;
use std::net::TcpStream;

fn main() {
    let listener = TcpListener::bind("127.0.0.1:7878").unwrap();

    for stream in listener.incoming() {
        let stream = stream.unwrap();

        handle_connection(stream);
    }
}

fn handle_connection(mut stream: TcpStream) {
    let mut buffer = [0; 1024];

    stream.read(&mut buffer).unwrap();

    stream.write(&buffer).unwrap();
    stream.flush().unwrap();
}

このサーバは、接続を受け取り、受信したデータをそのままエコーバックします。

クレートの公開

Rustのパッケージはクレートと呼ばれ、crates.ioで公開と共有が可能です。クレートを公開するには、まずCargo.tomlに必要な情報(名前、バージョン、著者等)を記入し、次にcargo publishコマンドを実行します。

RustとWebAssembly

RustはWebAssembly(wasm)にコンパイルすることができます。これにより、Rustのパフォーマンスと安全性をブラウザで活用することができます。RustからWebAssemblyへのコンパイルは、wasm-packツールを使用して行います。

$ wasm-pack build

以上が、Rustを実践的に使用する際の基本的なガイドラインです。これらを活用して、自身のプロジェクトでRustのパワーを体験しましょう。

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Webアプリエンジニア。 日々新しい技術を追い求めてブログでアウトプットしています。
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