C#の対話実行がこれで簡単！VSCodeのPolyglot Notebooks活用法

Polyglot Notebooks

MicrosoftがVisual Studio Codeの拡張機能「Polyglot Notebooks」を更新したことを公式ブログで発表しました。この拡張機能のすごいところは、一つのノートブック内で複数のプログラミング言語を使えること。更には、それらの言語間で変数を共有することも可能です！現在のところ、C#、F#、PowerShell、JavaScript、SQL、KQLといった言語に対応しています。

この記事では「Polyglot Notebooks」を使って、C#のコードを実行するまでの流れを解説します。

VSCodeに拡張機能をインストール

1. まず、Visual Studio Codeを開きます。
2. 左サイドバーの拡張機能アイコン（四つの正方形のアイコン）をクリックします。
3. 検索バーに「Polyglot Notebooks」と入力し、検索結果から正しい拡張機能を見つけます。
4. 「インストール」ボタンをクリックしてインストールを完了させます。

ノートブック（.ipynb）の作成

1. ファイルメニューから「新規ファイル」を選択します。
2. 任意のファイル名で、拡張子として.ipynbを指定したファイルを作成します。

今回はsample.ipynbというファイル名で作成した。

コードの実行

作成した.ipynbファイルを開きます。
右上のカーネルのドロップダウンメニューから「NET Interactive」を選択します。

• C#の実行環境がインストールされていない場合、画面上部にインストールを促すメッセージが表示されます。表示された指示に従ってインストールを進めます。

実行したいコードをノートブックに記入します。
コードセルの右下を確認し「C# (NET Interactive)」と表示されていることを確認します。
セルの上部にある「すべてを実行」ボタンをクリックしてコードを実行します。

以下は、実行結果です。

まとめ

Visual Studio Codeの拡張機能「Polyglot Notebooks」は、複数のプログラミング言語を一つのノートブックで使用することが可能な便利なツールです。
特に、これまで対話実行が難しかったC#のコードを簡単に実行することができるので、これから重宝しそうです。