Isarデータベースを使用して、Flutterアプリケーションにおけるデータ集計を行う方法について詳しく解説します。この記事では、コレクションからデータの合計、平均、カウント、最大値、最小値を取得する手順とサンプルコードを紹介します。
データモデルの定義
操作するデータモデルProduct
を定義します。各商品には価格が設定されている想定とします。
()
class Product {
Id id = Isar.autoIncrement;
late String name;
late double price;
}
集計操作の実装
Isarデータベースでは、以下の方法で各種集計操作を行います。
合計値の取得
double totalPrice = await isar.products
.where()
.priceProperty()
.sum();
平均値の取得
double averagePrice = await isar.products
.where()
.priceProperty()
.average();
要素のカウント
int count = await isar.products
.where()
.count();
最大値の取得
double maxPrice = await isar.products
.where()
.priceProperty()
.max();
最小値の取得
double minPrice = await isar.products
.where()
.priceProperty()
.min();
まとめ
Isarを使用することで、Flutterアプリケーション内で簡単にデータ集計を行うことができます。これらの集計関数を利用すれば、データの解析やレポートの生成が効率的に行えます。
また、公式ページにも書かれていますが、isarの集合関数は、コレクションを取得してからローカルで集約するよりも高速になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿