Googleフォトの直リンクURLを取得しブログなどに貼り付ける (リサイズも可能)

2021年12月16日木曜日

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Googleフォトにアップロードした画像の、直リンクURLを取得する方法を解説します!

今回紹介する方法を使用すると、ブログなどのWebページにGoogleフォトの画像を直接貼り付けることが可能になります。

さらに、直リンクURLの末尾に画像サイズを指定するパラメータを使用すると、簡単に画像リサイズもできるため、当記事では、その辺りについても詳しく紹介します。

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Googleフォトの画像を誰でも見れるようにするには?

セキュリティ上当然ですが、Googleフォトに格納された画像は、自分のGoogleアカウントでログインしているブラウザなどからしか見れません。これは画像への直リンクであっても同じ仕様です。

ただ、Googleフォトの画像をブログなどに貼り付ける場合は、自分以外の誰からでも見れるようにする必要があります。

誰からでも見れるようにするには、「共有設定」したアルバムに画像を保存し、そこから直リンクURLを取得し、ブログなどに貼り付けることで実現可能です。

Googleフォトに共有のアルバムを作成する

共有アルバムを作成して、公開する画像を登録する手順を紹介します。

Googleフォトにアクセスして、「アルバム」⇒「アルバムを作成」を選択します。
「アルバム」⇒「アルバムを作成」を選択

任意のアルバム名を入力し「写真を追加」をクリックします。
任意のアルバム名を入力し、「写真を追加」をクリック

アルバムに登録する画像を、Googleフォトに登録されている画像か、パソコンに保存されている画像か選択します。設定が完了したら「完了」ボタンをクリックします。
アルバムに登録する画像を選択

次に、右上のメニューから「オプション」を選択します。

リンクの共有をチェックONに変更します。ブログ等に画像を載せる場合は、他人から編集やコメントは要らないと思うので、「共同編集」と「コメントと評価」はOFFに設定しておきましょう。

登録が終わると、次のように追加したアルバムがリストに表示されます。
アルバム登録後のリスト表示

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直リンクURLを取得する

さっそく、Googleフォトから直リンクURLを取得してみましょう!!

前の手順で作成した共有アルバムを開いて、リンクを取得する画像を選択して画像のプレビューを表示します。

画像の上で「右リック」 ⇒ 「画像アドレスをコピー」を選択すると、クリップボードに直リンク用のURLがコピーされます。
あとは、クリップボードにコピーされたURLを、自分のサイトに貼り付けるだけです。

注意事項

この方法で取得した直リンクURLは、誰からでも対象の画像が閲覧可能なURLとなっており、誤ってプライベートな画像を公開しないよう、注意をしましょう。

オススメは、公開しても問題ない画像を入れるためのGoogleアカウントを作成し、そこで画像を管理すると間違って恥ずかしい写真を公開してしまう心配がなくなります (^^♪

パラメータを指定してリサイズ・トリミングを行う

URLの末尾に、パラメータを指定すると、画像を簡単にリサイズまたはトリミングする事ができます。
パラメータの種類には、以下のようなものがあります。

https://lh3.googleusercontent.com/_R0sQ...Sx=<Parameter>

縦横のサイズを指定してリサイズを行う

画像のリサイズを行うには、URL末尾のパラメータに、縦または横のサイズを指定して、リサイズを行います。

  • 横サイズを指定してリサイズ
https://lh3.googleusercontent.com/_R0sQ...Sx=w500

この時、縦のサイズも画像の縦横比に応じて、自動的リサイズされます。

1000x500の画像を500x250にリサイズ

  • 縦サイズを指定してリサイズ
https://lh3.googleusercontent.com/_R0sQ...Sx=h300

この時も、画像の縦横比に応じて、自動的に横サイズもリサイズされます。

正方形の画像にトリミングする

こちらは、サムネイル画像を表示する時に役立ちそうなパラメータです。
縦(h)または横(w)サイズのどちらかを指定し、その後ろに-cパラメータを付けると、指定したサイズの正方形画像を作ってくれます。

以下は、1000 x 500の画像から、500 x 500の正方形画像を作る場合の例です。

https://lh3.googleusercontent.com/_R0sQ...Sx=w500-c

<実行結果>
1000x500から500x500の正方形画像を作る場合の実行例

パラメータにw500-cを指定した場合、500 x 500の正方形画像が作られます。
この時、横のサイズが500pxを超えている為、左右から250pxずつ画像を切り取った画像が作成されます。


続けて、もう一つ例を見てみましょう。

1000 x 500の画像から、200 x 200の正方形画像を作る場合の例です。

https://lh3.googleusercontent.com/_R0sQ...Sx=w200-c

<実行結果>
1000x500から200x200の正方形画像を作る場合の実行例

今度は、パラメータにw200-cを指定している為、200 x 200の正方形画像が作られます。
200pxは、元の画像(1000 x 500)よりも小さい値の為、まず元画像の縦/横サイズの内、小さい方が200pxになるよう、リサイズが行われます。
その後、はみ出た部分が切り取られ、200 x 200の画像が作成されます。

具体的には、以下のような流れになります。

  1. 1000 x 500の画像から400 x 200の画像を作成
  2. 横のサイズが200pxを超えている為、左右から100pxずつ画像を切り取り、200 x 200の画像が完成

元のサイズで画像を表示する (s0)

画像アップロード時の、元々のサイズで表示する場合、-s0パラメータをつけます。

https://lh3.googleusercontent.com/_R0sQ...Sx=s0

パラメータ一覧

これまで紹介したパラメータを、一覧にまとめました。

Parameter 説明
s0 オリジナルサイズ原寸大の画像をで表示します
w,h 幅と高さを指定して画像をリサイズします。
後述するcパラメータが無い場合、縦横比を維持してリサイズします。
c 画像を、wまたはhで指定したサイズの、正方形画像に切り取り。
d ダウンロードリンク用のパラメータ
このパラメータが付いたリンクをクリックすると、画像ファイルのダウンロードが始まります。

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直リンクはいろんなシーンで超便利

Googleフォトに登録されている画像の、直リンクURLを取得する方法を解説しました。無料アカウントでも 15GB の容量が使えて、簡単に直リンクURLを取得できるGoogleフォトは、もう無敵ですね!

ほんの一例ですが、直リンクURLのお勧め利用シーンにをいくつかあげておきます。

容量が少ないレンタルサーバーのブログ

HDD容量が10GB以下の少ないレンタルサーバーで、画像をいっぱい使ってしまうと、すぐに容量が足りなくなってしまいがちですが、今回紹介した直リンクを使えば、画像はすべてGoogleフォトに保存されているため、レンタルサーバー側の容量を消費することがなくなります。

知人や友人に写真を送る時にも使える

写真や動画などを知人や友人に送りたいけど、添付ファイルでは送れない時にも、URLだけをメールなどで送信すれば、相手はブラウザなどでURLを開くだけで、写真を見ることができます。

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Webアプリエンジニア。 日々新しい技術を追い求めてブログでアウトプットしています。
プロフィール画像は、猫村ゆゆこ様に書いてもらいました。

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