共有サーバー(フォルダ)にGitリポジトリを置く

2020年12月18日金曜日

git

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Gitのリポジトリは、共有フォルダに置くこともできます。

小規模な開発、短期間の開発で、その後のソース管理が必要ないケースなど、わざわざSSHサーバーやGitHubのリポジトリを作成するまでもない時に、共有フォルダにサクッとリポジトリを作成する方法は便利です。

さっそく、共有フォルダにGitリポジトリを作成しクローンする手順を見ていきましょう。

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共有フォルダにリポジトリの作成

Windows認証などが必要なフォルダにリポジトリを作成すると、後々やっかいなので、認証がいらない誰もでアクセスできるフォルダにリポジトリを作成する方がよいでしょう。

ターミナルを起動し、リポジトリを作成する共有フォルダに移動します。
Windowsの場合、コマンドプロンプトだと日本語を含むフォルダでうまく動かなくなるため、Git Bashを使いましょう。

まず、リポジトリを作成するフォルダへ移動します。

cd //shared-server/path/to/remote

Gitリポジトリ用のフォルダを作成し、そこにgit initコマンドでリポジトリを初期化します。

mkdir my_repository
cd my_repository
git init --bare --shared=true

リポジトリのクローン

共有フォルダにリポジトリが作成できたら、あとは普通にクローンするだけです!

ローカルのフォルダへ移動して、git cloneコマンドでリポジトリをクローンします。

cd ~/path/to/local/
git clone //shared-server/path/to/remote/my_repository

既存のリポジトリにリモートを追加する場合

既にローカルリポジトリが存在し、そこに共有フォルダに作成したリモートリポジトリを作成し、ローカルの内容をプッシュする場合は、次のコマンドを使用します。

git remote add origin //shared-server/path/to/remote/my_repository
git push --set-upstream origin master

さいごに

現在、GitHubなどを始めとするソースコード管理サービスでは、無料ユーザーでもプライベートリポジトリが作成できます。

などで、社外のネットワークにソースコードを保管するのが問題なければ、こういったサービスでリポジトリを作成するほうが、ディスク障害などでコードが消える心配などもないため、お勧めです。

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