AWS IAMユーザーで請求情報(課金状況)を表示する

2021年11月23日火曜日

AWS

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AWSのIAMユーザーで、管理コンソールで請求情報を確認する方法を紹介します。

デフォルトでは、請求情報はルートユーザーしかアクセスできないようになっており、IAMユーザーで作業している時に、課金状況を随時確認することができません。

IAMユーザーでも請求情報にアクセスできるように、ロールの設定を変更する手順を確認していきます。

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IAMユーザーへの請求情報アクセス許可

まず、請求情報へIAMユーザーがアクセスできるように、ルートユーザで許可します。

ROOTユーザーで、AWSの管理コンソールへログインし、右上のユーザー名をクリック → 「マイアカウント」を選択します。

ページ中段の方までスクロールして、「IAMユーザ/ロールによる請求情報へのアクセス」の「編集」をクリックします。

「IAMアクセスのアクティブ化」のチェックをオンにして「更新」ボタンをクリックして設定を保存します。

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指定したIAMユーザへのアクセスポリシーを追加

次に、指定したユーザーへの請求情報アクセス許可(権限の設定)を設定します。

AWS管理コンソールのメニューより IAM を選択し、IAM リソース → 「ユーザー」をクリックします。

ユーザーの一覧から、請求情報へのアクセスを許可するIAMユーザーを選択します。

アクセス権限のタグから「インラインポリシーの追加」をクリックします。

サービスの一覧から「Billing」を選択し、次のように請求情報への読み取り権限を付与します。

任意のポリシー名を入力し「ポリシーの作成」をクリックします。

これで設定は完了です!!!

実際に請求情報へのアクセス許可を設定したIAMユーザーでログインし、「Billing」にアクセスしAWSサービスの使用状況や請求金額が表示できるか確認してみましょう。

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