簡単!macOSにRustの開発環境を整える

2024年2月14日水曜日

Rust

t f B! P L

はじめに

macOSでRust環境を構築する場合、「rustup」が非常に便利です。
Rustはシステムプログラミング言語で、安全性、速度、並行性を重視して設計されています。Rustを学ぶことで、メモリ安全性やライフタイムなどの現代的なプログラミングの概念について深く理解を深めることができます。「rustup」は、Rustのインストールとバージョン管理を簡単にするツールで、Rust開発者にとって必須のツールと言えるでしょう。

インストール手順

macOSにRust環境を構築する最初のステップは、パッケージマネージャーのHomebrewを使用して「rustup」をインストールすることです。

% brew install rustup-init

このコマンドを実行することで、rustupのインストーラーがシステムにダウンロードされます。インストールが完了したら、次のステップはrustupの初期化です。これを行うには、ターミナルに以下のコマンドを入力します。

% rustup-init

このコマンドを実行すると、インストールオプション(インストール先のパスや対象となるアーキテクチャなど)を選択する画面が表示されます。
特に設定を変更する必要がなければ、「1) Proceed with installation (default)」を選択して、1を入力するか、何も入力せずにEnterキーを押します。これにより、デフォルトの設定でrustupがインストールされます。
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rustupの初期化が正常に完了すると、次のような画面が表示されます。
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正常にインストールされたかを確認するために、インストールされたrustupのバージョンを確認します。これには、以下のコマンドを使用します。

% rustup --version
rustup 1.26.0 (2023-04-05)
info: This is the version for the rustup toolchain manager, not the rustc compiler.
info: The currently active `rustc` version is `rustc 1.75.0 (82e1608df 2023-12-21)`

簡単なサンプルコードを作成

Rustの環境構築が完了したら、実際にRustのプロジェクトを作成してみましょう。これには、RustのパッケージマネージャーであるCargoを使用します。Cargoは、Rustプロジェクトのビルドシステム兼パッケージマネージャーで、依存関係の管理、コードのコンパイル、パッケージの公開などを簡単に行えます。

まず、以下のコマンドで新しいRustプロジェクトを作成します。

% cargo new <プロジェクト名>
% cd rust_sample

このコマンドを実行すると、指定したプロジェクト名のディレクトリが作成され、その中にCargo.tomlファイルと、srcディレクトリが含まれます。srcディレクトリの中には、main.rsファイルがあり、これがプロジェクトのエントリポイントです。

└── <プロジェクト名のディレクト>
    ├── Cargo.toml
    └── src
        └── main.rs

main.rsには、Rustのプログラムで最も基本的な「Hello, world!」プログラムが既に書かれています。

fn main() {
    println!("Hello, world!");
}

このプロジェクトを実行するには、以下のコマンドを使用します。

$ cargo run

コマンドを実行すると、Cargoはプロジェクトをコンパイルし、生成された実行ファイルを実行します。成功すると、「Hello, world!」というメッセージがターミナルに表示されます。これで、macOS上でRust環境を構築し、簡単なプログラムを実行することができました。

   Compiling rust_sample v0.1.0 (/Users/sato/Souce/rust/rust_sample)
    Building [                             ] 0/1: rust_sample(bin)                      

    Finished dev [unoptimized + debuginfo] target(s) in 1m 10s
     Running `target/debug/rust_sample`
Hello, world!

VSCodeで開発する

Visual Studio Code (VSCode) は、その拡張性の高さから多くのプログラミング言語で広く使用されているエディタの一つです。特に、Rust言語の開発においてもVSCodeは非常に強力なツールとなり得ます。
Rust開発においてVSCodeを使う際にぜひインストールしたい便利な拡張機能を紹介します。

rust-analyzer

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rust-analyzerは、Rust言語のための便利な拡張機能です。
この拡張機能はRustの公式開発チームによって提供されており、Rust開発者にとって非常に価値の高いツールとなっています。rust-analyzerが提供する機能は多岐にわたり、その中でも特に注目すべきは、高度なコード補完、シンタックスハイライト、コード内での定義へのジャンプ機能です。
これらの機能はRust開発において非常に重要な役割を果たすため、Rust開発者にとって必須の拡張機能です。

デバッグする時は「CodeLLDB」

「CodeLLDB」は、VSCodeでRustをデバッグするための拡張機能です。
デバッグ実行したい時は、こちらをインストールしましょう。
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CodeLLDBをインストールしたら、Debugのメニューから「launch.jsonファイルを作成します。」のリンクをクリックして、デバッグの構成ファイルを作ります。
enter image description here

リストに表示された実行環境から「LLDB」を選択。
デバッグ実行環境の選択

Cargo.tomlに基づいてデバッグ構成ファイルを作るか?と聞かれるので、Yesを選択。
確認メッセージ

次のような構成ファイル(launch.json)が作成されます。
enter image description here

あとは、デバッグ実行すれば、ブレークポイント・ウォッチ式などのVSCodeの機能でデバッグができます。
デバッグ実行ボタンのクリック

まとめ

Rustのインストール手順を説明してきました。

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Webアプリエンジニア。 日々新しい技術を追い求めてブログでアウトプットしています。
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