はじめに
Dart言語は、Flutterアプリ開発で広く利用されているプログラミング言語です。この記事では、リストのデータをキーと値のMap型に変換する方法を紹介します。
Listの内容をMapに変換するコード
クラスの定義
まず、Dartでクラスを定義します。ここではItem
クラスを例に取り、それぞれのインスタンスがid
とname
の2つのプロパティを持つようにします。
class Item {
int id;
String name;
Item(this.id, this.name);
}
リストからマップへの変換
次に、Item
オブジェクトのリストを作成し、このリストをIDをキーとするマップに変換します。
void main() {
List<Item> items = [
Item(1, 'Apple'),
Item(2, 'Banana'),
Item(3, 'Cherry')
];
Map<int, String> itemMap = { for (var item in items) item.id: item.name };
print(itemMap); // 出力: {1: 'Apple', 2: 'Banana', 3: 'Cherry'}
}
ここでは、リストの各要素に対して、for
ループをマップリテラル内で使用しています。この方法を「コレクション if および for」と呼び、Dart 2.3で導入された機能です。リストの各要素から新しいマップエントリを生成し、id
をキーとして、name
を値としてマップに追加しています。
まとめ
この記事では、Dartでリストのデータをマップに効率的に変換する方法を紹介しました。Dartのコレクションリテラルを利用することで、コードを簡潔に保ちながら、データ構造間での変換を柔軟に行うことができます。
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