Googleフォトのデメリットとは? メリットも多いが使う上での注意点を解説

2023年4月11日火曜日

Googleフォト

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無料で15GBまで写真や動画を保存できるグーグルフォト。さらに、共有機能を使えば、URLを伝えるだけで家族や友人と手軽に写真を共有できる最強の写真管理ツールです。

そんな便利なGoogle フォトですが、無料であるがゆえに発生するリスクや、設定に注意しないと思わぬトラブルが引き起こすリスクもあります。

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Googleフォトの機能をおさらい

まずは、グーグルフォトの機能をおさらいしましょう。

写真・動画の保存

まぁ当たり前ですが、手元のスマホやPCの画像を、Googleフォトにアップロードしてインターネット上に保存できます。

ファイルは Googleが管理するクラウド上のサーバーに保存されるため、故障などによりデータが消失する心配はありません。

写真の共有

特定の写真やアルバムを共有に設定すると、共有URLが発行されます。家族や友人には URLを送るだけで、相手は簡単にブラウザまたは専用のアプリから共有した写真や動画を見れます。

ブログに公開する写真の置き場に

これは、私個人も使用している方法ですが、Googleフォトに共有アルバムを作成し誰でも見れる権限にしておくと、直リンク用のURLが作れます。

この URLを使ってブログなどで画像を公開できます。

Googleフォトの直リンクURLを取得しブログなどに貼り付ける (リサイズも可能)

顔認識、位置情報との連携

Googleの高度な顔認識技術は、高精度に人の顔を区別できるため、人ごとに自動的に写真を分類してくれます。

また写真に埋め込まれた位置情報を元に、写真を撮った場所こどに写真を分類する機能もあり、写真を整理するための便利な機能が多く備わっています。

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Google フォトに潜むリスク・デメリット

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便利なサービスである反面、Google フォトを利用する上で、気を付けておきたいデメリットもあります。

誤って赤の他人に写真を見られるリスク

写真の共有は便利な機能ですが、一歩設定を謝ると誰にでも見れる状態になってしまい、最悪の場合、ダウンロードされ写真が悪用されるおそれがあります。共有する際は、共有する相手や共有範囲を限定するようにしましょう。

また、一度 写真を公開すると、共有リンクを知っていれば誰からでもアクセスできてしまうので、うっかり公開してしまった場合は、共有リンクを削除するように気をつけましょう。

アカウントの凍結

Google フォトに保存されている写真は、Google アカウントに紐付けられています。

もし、Google フォトや他のサービスで利用規約違犯となりアカウントが凍結されると、Google フォトに保存した写真にアクセスできなくなるリスクがあり、最悪、保存してあったデータが削除される可能性もあります。

特に次のようなコンテンツは、プログラム ポリシーで禁止されているため、アップしないように注意しましょう。

・児童の性的虐待と搾取
・同意のない露骨な画像
・露骨な性的コンテンツ
・未成年者の未承諾の画像
・暴力的な組織と活動

保存容量の節約(旧称「高画質」)の場合、画像が圧縮される

ほとんどの Googleフォトユーザーは、ストレージの容量を抑えるために、画像の保存モードを「保存容量の節約(旧称「高画質」)に設定しているだろう。

この高画質(保存容量の節約画質)に設定している場合、 16 MP(160万画素)を超える画像は、16 MPにまで圧縮されます。(動画の場合は 1080pを超える動画は 1080pに圧縮される)

Google公式ヘルプによれば、16 MPの画像の場合「最大で約 61.0 cm x 40.6 cm まで高画質で印刷できます」と記載があるため、写真プリントする程度の用途であれば、基本的には問題にならず、むしろメリットでもあるだろう。

ポスターの印刷など、高解像度印刷が求められる場合には、この点はデメリットになるであろう。

無料ユーザーの場合、保存容量は15GBまで

昔は、高画質設定であれば、無制限で写真や動画がアップロードできた Googleフォトですが、2021年6月以降は無制限が廃止され、無料ユーザーの場合はであれば、Googleドライブや、Gmailなどの、他のサービスで使われているデータを含めて、保存容量は15GB(ギガバイト)までの制限となりました。

とはいえ、15GB(ギガバイト)もあれば、1万枚以上の画像を保存できるため、よほど写真を撮る人でない限り容量オーバーになることはないでしょう。

もし、容量が足りなくなったら、以下の課金で容量を増やすこともできます。

2年間放置すると写真が削除される

2021年6月1日から、Googleサービスに関わるポリシーが変更され。2年間利用がないアカウントのデータは削除されることになりました。

普段から使っているアカウントであれば問題ないが、バックアップの目的で写真を保存しているアカウントの場合、久しぶりにアクセスしてみたら「あれっ。大事な写真が全部消えている…」といった事態に陥るリスクが生まれる。

Googleフォトで2年間利用がないアカウントとは、具体的には次の操作が2年間行われていなかったアカウントを指すため、データが削除されないように、定期的に操作を行うようにしましょう。

  • バックアップしたギャラリーを表示
  • データの共有
  • アルバム、フォトブックの作成
  • データのバックアップを行う

ネット環境が必要

Googleフォトは写真をクラウド上に保存するため、端末の容量を消費しない点ではメリットではありますが、逆に言えば、クラウド上にしか写真が存在しないため、ネットが繋がっていないと写真が見れません。

また、写真の通信容量は少なくないので、回線のデータ通信容量が少ない場合は、残りのギガ数を気にしながら見る必要があるので、ちょっと不便です。

地理的制限

日本で Googleフォトを使う分には問題ありませんが、Googleフォトは一部の国や地域で使用できない場合があります。これは、Googleのサービスが特定の国でブロックされているためです。例えば、中国や北朝鮮などの国では、Googleのサービスがブロックされており利用することができません。

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「Googleフォトは怖い」と言われる理由

一部で「Googleフォトは怖い」と言われることがあります。以下は、Googleフォトが怖いと感じる理由や、どのように対処するかについてお伝えします。

プライバシーの懸念

Googleフォトは、アプリ内で自動的に写真を分類し、Googleアカウントにバックアップします。しかし、この機能がプライバシーに関する問題を引き起こすことがあります。たとえば、ユーザーが個人情報を含む写真をアップロードする場合、それらの写真が自動的にGoogleのサーバーに保存されることになります。また、Googleが自動的に写真を分類するために、人物の顔認識技術を使用することがあります。これにより、プライバシーに関する懸念が生じることがあります。

情報漏洩のリスク

Googleフォトは、ユーザーの写真をクラウドに保存しているため、情報漏洩のリスクがあります。Googleが運営するサーバーがハッキングされた場合、保存されている写真が外部に流出する可能性があります。また、Googleがユーザーの写真を広告に使用することもあります。これにより、ユーザーのプライバシーが侵害される可能性があります。

Googleの規約の変更

Googleフォトの利用規約は、時々変更されることがあります。このため、ユーザーは、自分の写真がどのように使用されるかを常に確認する必要があります。また、Googleが写真を使用するためにユーザーに通知することがない場合があるため、注意が必要です。

以上が、Googleフォトが怖いと感じる理由です。しかし、Googleフォトには、写真のバックアップ、共有、編集などの便利な機能があります。もし、プライバシーに関する懸念がある場合は、Googleフォトを使用する前にプライバシー設定を確認することをおすすめします。また、ユーザーは、自分の写真を定期的にバックアップして、外部のハードドライブやUSBドライブなどの別の場所に保存することもできます。

結論、リスクを抑えておけば便利なサービス

Google フォトを使う上でのリスクについて解説してきました。結論、共有設定さえ気にしておけば、ほとんどの方にとってデメリットになることはなく、むしろ、インターネットさえあれば、どこでも見れる便利な写真アルバムとなるでしょう。

では、よい写真ライフを!!

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Webアプリエンジニア。 日々新しい技術を追い求めてブログでアウトプットしています。
プロフィール画像は、猫村ゆゆこ様に書いてもらいました。

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